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安国寺(あんこくじ)は、長崎県壱岐市芦辺町にある臨済宗大徳寺派の寺院。 == 歴史 == 1338年(暦応元年)足利尊氏と直義は、平和祈願と元寇以来の戦死者の冥福を弔うために、従来あった海印寺を安国寺とした。室町時代の貴重な文化財を多く所蔵し、なかでも高麗版大般若経は国の重要文化財に指定されている。開山は観応元年(1350年)に来島した京都南禅寺の禅師無隠元晦。仏殿は安政8年(1779年)の再建。二重屋根で「師子窟」の扁額が掛かる。また境内には長崎県指定天然記念物のスギの巨木がある。〔長崎県の文化財 壱岐国安国寺跡(長崎県学芸文化課) 〕 * 1350年 足利尊氏の鬢髪が安国寺に到来(3月9日) * 1462年 志佐壱岐守源義が安国寺を造営 * 1486年 大般若経が長崎県東彼杵郡川棚町の長浜大明神より施入される * 1552年 波多氏古若女から地蔵菩薩の奉納あり * 1779年 仏殿(獅子窟)を再建 * 1912年 位牌堂完成 * 1965年 大般若経が県有形文化財に指定 * 1969年 大杉が県天然記念物に指定 * 1974年 安国寺跡が県史跡に指定 * 1975年 什物10点が県有形文化財に指定。高麗版大般若経が国の重要文化財に指定。 * 1977年 大般若経を保存修理(948万円) * 1990年 宝物展示館を建設 * 1994年 大般若経が盗まれる * 1995年 盗まれた大般若経と酷似したものが韓国の国宝に指定された。 * 1998年 日本政府は韓国側に調査協力を要請したが、韓国側から「要請にこたえることは難しい」と回答。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「安国寺 (壱岐市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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